N君と裁判所に行く。
損害賠償請求事件の傍聴をする。
どんなのかと思ってはいると、
癌の患者に手術をせず抗ガン剤の投与もしなかったという事件らしい。


ただし、平成10年頃のことであるし
聞けば、抗ガン剤の有効性というのは、1ヶ月後に腫瘍が1/2以下の大きさになったら有効らしい。
つまり、患者は死のうがどうしようが関係ないらしい。


また、胃ガンであったがPという区分になるとどんな治療も意味がないらしい。
P1では約400日、P2では約300日、P3では約200日(中央値)ほどしか生きることが出来ないらしい。
そして、2月の時点ですでにP2であったなら、P3という診断が下された5月の時点から
考えてみても、どちらにしても死期は2月の時点で決まっていた、との意見を述べていた。


なんか講義を聴いているような気分になった。


そのあと競売物件の3点セットを見に行き、
友人に説明をした。
後ろに専門家がいる前でする説明はなんか肩身が狭かった。
久しぶりに競売関連のわかりやすい本も買った。
2千円だったが、内容からするとかなり安いと思える。