「雲のむこう、約束の場所」「オーバードライブ」

近くの映画館へ見に行く。
近いと行っても電車で往復1500円弱もかかるところの
場末の映画館だ。


場末にあるだけあって、音響が悪い。
椅子が悪く、足が伸ばせない上に
背もたれも低い。
座席の角度が悪く上を常に見上げてなければならない。
でも、金はいっちょまえにとるところだった。


雲のむこう、約束の場所」は設定はしっかりしていたが、
しっかりしすぎて「ほしのこえ」と同様に映画だけでは
意味が分からなかった。
たとえば、のみこまれた地はその後どうなったか?とか
のみこまれたらどうなるのか?など。
たしかに風景はきれいだったが、
それを見に行くなら「ハウルの動く城」の方がよっぽどマシ。
家で見るならいい作品なのだろうな。


映画が終わってここまで来てこれで帰るのは惜しいと思い、
直後にはじまる「オーバードライブ」をみる。
津軽三味線の映画でCDを買うには至らないが、
けっこう津軽三味線が好きな俺としては
満足のいく内容だった。
ただ、疲れていたせいか多少冗長な感じは受けた。
コメディらしくおもしろいところもあり、
タクシーで「下北まで」と言って
ついた先は「下北半島」っていうのがなかなかよかった。


映画が終わったあとに「オーバードライブ オリジナル・サウンドトラック」を聴いてみて思ったこと。


「やっぱり映画館の音響設備悪いや・・・」


オーバードライブ オリジナル・サウンドトラック」には満足したが、手持ちがなかったので、
Amazonで注文しようかな。


ところで、今更気がついたのだが、
明日だったら映画1000円だったのか・・・
1600×2=3200円もかけてしまった・・