僕の見たネトゲ廃神

僕の見たネトゲ廃神

僕の見たネトゲ廃神

もっといっちゃった人の話が読めるかと思ったけど、
かなり普通だった。
あんまりすごくないよな、これ。
裏付けとなる収入がないのに仕事を辞めてしまえるのは
正直すごいと思うが。


むしろすごいと思ったのは著者の父親。
暴力に訴えるのもひどいし、人をクズ呼ばわり。
挙げ句の果てには食費は払わないとくる。
養育義務もなにもあったもんじゃない。


600時間以上というゲームが気になって
この本を買ったようなものだが、
やっぱりBFBCだった。
そりゃいくだろ・・・
あんまりやってない俺でさえ250時間だぜ・・・
20時間はさすがに集中力もたないけど、
12時間以上やってたこともあるし。
別に廃人じゃなくてもそれくらいいくだろ、普通。
よく読んだら「体験版だけで」ってかいてあった。
よくそんな短い期間でいったよな、やっぱすごいな。


あと気になった点。
「永遠ニート」でもいいんじゃないかな?
本人が幸せなら。お金があれば。
ないなら収入を作ってれば問題なし。


「自由ってなんだろうね?」という言葉に対して。
自由とは己の心の中にあるもの。
リアルにすら自由なんてない。
それはお金があっても一緒。
そりゃ国家が作れるほどある
もしくは税金やうるさい決まりのない国が
受け入れてくれるほど金があれば別。


「結局のところは、リアルの世界のゲーム会社とか、
ゲーム運営会社の言いなりだし、
そういう会社ってのは、ゲーマーが
どんなに質問しても本心を見せない」
そう書いてあるけど、
リアルにおける国家とはネトゲの運営みたいなもの。
本心は見せないし、ちょっと法律が変わると
財産を奪われる可能性すらある。
本心を見せるのはネトゲの運営なら大株主だろうし、
国家なら債権国といったところだろうか。


まぁ、これだけの感想があったんだから、
おもしろかったということで。