漫画を規制したがる人たち

今日の「ゲゲゲの女房」で描かれた
漫画を規制したがる人たちは今活動を活発にしている。
密かに、児ポ法の単純所持規制にはじまり
非実在青少年という言葉まで作って
漫画を規制しようとしている。


児ポ法は『実在』している子供たちの人権確保の
ために作られた法律だが、なぜか創作物の子供たちまで
保護の対象とする『非実在青少年』という概念を
東京都議会は作り出してしまった。


ちなみに規定により東京都議会や都知事への
リコールはまだできない上に、
東京都でリコールを行おうとすると
数千万単位での署名が必要となる。


漫画の中には何百億円の売り上げを誇り
世界に向けて輸出できるものもあるのに
これに表現の規制をしようということは
大きな産業をつぶすことになる。
これは経済振興に逆行するのではないだろうか。
この不況の時代に産業をつぶしてしまうのは
どうなんだろうか。


児ポ法の単純所持規制というのは、
最悪自分の子供の写真や本人の子供の頃の
水着の写真、赤ちゃんの頃お風呂に入っている写真
そういったものまで対象になる。
『警察が見て』性欲を刺激すると
判断されたら、逮捕されるそういう危険な法律だ。
「警察はちゃんと判断しますよ〜」って
言ってるけど、だったら冤罪事件なんて
起こらないですよね?


少々脱線したが、選挙前のこの時期にこのテーマを
放送してくれたNHKに深く感謝する。
俺は、漫画を規制しようとする候補者には
絶対に票を投じないし、
みんなも投票しないでほしいと思っている。